近年のビルは、大規模・高層化し、用途も多様化している中で、火災や地震等の災害が発生した場合に、初期対応を一歩誤ると、パニックの発生や延焼等による被害の拡大が危惧されます。したがって、災害状況をよく把握し、その状況に応じた迅速且つ的確な自衛消防活動が重要になることから、災害発生時における、避難誘導、消防用設備等の操作及び負傷者救護の素早さ、正確性等を競います。

当社では、ビルの利用者様全ての方に「快適・安全・安心」を提供するため、建物の各種設備に対する点検を行っています。安全の提供は勿論ですが、作業者本人の労働安全面に対する配慮も欠かすことはできません。緊急事態についても対応する必要があります。これらの観点を、競技内容として競います。

ビルの設備管理における品質向上のため、各種の不備や異常値を複雑に組入れた実践さながらのシミュレーター設備を使用し、日頃行っている設備点検・整備の手順や、不具合の発見力等を競います。

ビルクリーニングでは、人数や時間の強い制約の下で、「安全」な業務遂行と「清潔」・「快適」な仕上がりを競います。個人の技量だけでなく、チームワークが勝利の鍵を握ります。